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「気遣う」と「気配り」の違い

「気遣い」と「気配り」の違い、ご存知ですか?
 

<気遣い  /  気配り>

どちらも相手を想っておこなうことなので、どっちがダメ、ということはありません。
むしろ、できない人は心がけるといいですよね。しかしながら、若干違いがあります。 

● 気を遣う・・・
「自分が悪く思われたくない」「自分を良くみてもらいたい」
そのために、相手に対しての親切心のはずが、自分メインになっちゃう。
そして相手も自分も、気をつかいすぎて疲れちゃいます

● 気を配る・・
相手が喜んでくれることが自分のシアワセ。
だから「自分が評価されたい」「自分が良くおもわれたい」ということはさほど気にしないんです。
なので、心が疲れないし、相手も喜んでくれる

 
 
たとえば 。
暑~い夏の日、あなたのサロン・オフィス にお客さまがいらっしゃいました。
(もちろんあなたの家に、お友達が来たと想像してもOKです)
 
 

 
「ぴんぽ~ん」 とチャイムがなり、

お客さま:
(汗を拭きながら) こんにちは~。暑いですねーー。

さて、あなたは何をしますか???
あなた:
クーラーの温度、下げますねっ。なにか冷たいもの飲みますか??

お客さま:
あら、すみませんーー。では、お願いします^^


実はこれ、あなたが気を遣っていることで、
お客さまにも気を遣わせてしまいます。
自分はずっと室内にいると外の暑さを忘れてしまいがち。
 
 
気を配れる人は、
いらっしゃる前から温度を自分の体感よりも少し下げておいたり、
冷たい麦茶などを用意しておくことができます。
 
涼しいサロンにご案内して、
すぐに「どうぞ」と出してあげられるとスマートですね。

(そして、お客さまの汗がおさまってきたころ、
そっと温度を少し戻すこともお忘れなく。)
 
相手が気づかないように、配慮し、行動できるとで顧客満足度があがります。
 

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