詳細プロフィール -My Story-

詳細プロフィール -My Story-

 

人と接する仕事が好き。
これは昔も今も変わらず根底にあるものです。

短大を卒業後、一度は就職をするものの、
幼馴染は就職せずに”好きなこと”を追求するため専門学校へ進学。

夢に向かって努力を続ける彼女の姿が輝いていて…
小さい頃から英語が好きだった私は、
「海外に行きたかったんだ」と思い出しました。

海外経験は人生の財産に。

その夢を叶えたい!と思い、
ワーキングホリデーに行くことを決意。
オーストラリア→イギリスと、1年ずつ滞在しました。

感動や喜びがたくさんありましたが、
大変だったことも…。

特にロンドンでは、
空港に降り立って最初の宿泊先(友人の友人宅)の書いたメモを
移動中のバス車内に落としてしまったようで、行き先が分からなくなってしまい…。

初日のため携帯電話も手に入れておらず、
日本に電話するためのテレカードも持っていなかったのです。
その上、街の中心から離れた場所。土地勘もない私はどうしたらいいかもわからず、途方に暮れ泣きそうになっていた時、近くにいたイギリス人のおじさま達が心配そうに声をかけてくれ、つたない英語で状況を話したら、 「これ使っていいよ!」とテレカードを差し出してくれたこと、一生忘れないと思います。人のあたたかみに触れた瞬間でした。

また、
オーストラリアではスタッフ募集頻度の高かった仕事も、ロンドンではなかなか仕事が見つからなかったり、
オーストラリアでは聞き取れて自信のあった英語力だったのに、イギリスのクイーンズイングリッシュが最初の2ヶ月は聞き取れず落ち込み、ホームシックになったこともありました。
その時に母が、
「それならまだお金残っているんだし、カナダのワーホリに行けばいいんじゃない?でも、私たち(母と妹)、来月のロンドン旅行を手配しちゃってるからそれまでは居てね^^」と言われ。

その言葉が、「そっか。かたくなにイギリスに拘らなくてもいいのか」と不思議と心が和らぎ、数日後にはBBCニュースを聞けるようになって、気持ちも明るくなり結局ワーキングホリデービザが切れる直前まで居続けることができました。
今振り返ると、母の言葉があるまでは、「オーストラリアでは英語で夢も見れた程なのに、こんな英語力のない自分は恥だ。」と自分で自分を窮屈にしていたのかもしれません。

オーストラリアでは、バックパックを背負って一人旅もしました。お金も限られるのでユースホステルなどゲストハウスでの宿泊。もちろん個室ではなく、同じ部屋に知らない人たちもいる大部屋です。
でもそのおかげで、世界各国からの人とその時々で、観光やご飯を食べに行ったり。つたない英語でも身振り手振り&単語を並べることで伝わるんですよね。

価値観や文化の違いを肌で感じたり、視野の広がりを持つことができました。

多くの方との出会い、さまざまな経験・体験をできたことは人生の財産と思っております。

人生は一度きり。
あの時、「やりたい!」と勇気を出して本当によかったです。

また、ホテルでの勤務経験もあったので、
オーストラリアでは ホテル内のショップ、
イギリスでは B&B(ペンションのようなもの)で働き、
世界各国からのお客様へサービスを提供できたことも嬉しかったです。

やっぱりコンシェルジュ的な仕事が好き

帰国後は、大手マンションのレジデンス受付を経て
外資系レンタルオフィスのレセプショニストに。

“受付”というと、カウンターでニコニコ座っている人、と思われるかもしれませんが、
ここは違います。
来客や電話応対だけでなく、
各部屋のインターネットや設備環境の対応、
備品や資材の搬入や、複数ある会議室の管理、契約のこと…
あっという間に1日が終わり、気づけば終電がなくなりタクシーで帰宅する日も多かったです。

大変なことも多かったですが、
膨大な業務の優先順位を考えたり
入居されている各社クライアントとのたわいもない話なども楽しかったり。

日々の膨大な業務の中で、様々な経験をさせていただいたおかげで、私は大きく成長することができました。

そういう中なので、300人を超えるコンシェルジュの中で、
日本人初の アジア・オセアニア地区 年間最優秀スタッフ に選出されたこと、そして同じ時期に、センターマネジャーのお話もいただけたことは大変嬉しい出来事でした。

身体の異変からの気づき

しかし、身体は正直ですね…

忙しさで、ごまかし続けていた子宮筋腫が大きくなり過ぎて。

手術を勧められていましたが、
変な責任感から仕事を続けていたら、
起きれなくなるほど悪化し、急遽手術をすることに。

その時に、自分の人生に対する意識の変化も出てきました。

「子供を産んでもいいんだ」

筋腫が大きくなっている段階で
主治医から子供を作ることは控えるよう言われていたのですが、”子供を産める”選択肢を得て、これからの働き方を見直すようになりました。

子どもができても働き続けたい

『菜穂美は子供ができても仕事をするタイプ。』
私だけでなく、夫も私のことをそう断言していました。

“赤ちゃん” “女性をサポートしたい”
これらのキーワードが頭にずっとありました。
ある日、資格取得の雑誌を見てたらベビーマッサージセラピストの資格があることを知り
ぴんっときて取得しました。

ママと赤ちゃんのコミュニケーションの1つにもなるベビーマッサージ。今でも素晴らしい、と思っています。

しかし、子供がまだいない私がベビーマッサージのレッスンをすることに
自分の心の中で違和感が出てきました。
レッスンの前後では、手技以外にも子育ての悩みも聞かれます。
それに答えられない自分に、もどかしさや申し訳なさを感じていたのです。
 
ある日、コーチングを受けて出てきたのが、

「女性をサポート」といっても、
子育て関連ではなく、
働くママを応援したい、
ということでした。

週末にベビーマッサージのレッスンにお越しくださる多くは、会社員や起業家も多くて。レッスン後に仕事の話をしている方が盛り上がったんですよね。
その時に、働きながら家事や育児の両立は本当に大変…とも耳にして。

ちょうどブログなどSNSが広まり、ママ起業家も増えてきた頃でした。

コーチングを通し自分自身のことについて気づきがありました。
*相手の立場に立ち、先回りして提案する “ホスピタリティ”に対してのこだわりがある
*学生時代、サブリーダーや副委員長などリーダーをサポートする役回りが多かった
*レンタルオフィスでの仕事は、多忙を極める中でも大変やりがいを感じる

その結果、

起業家のビジネスをサポートするコンシェルジュ的存在としてお役に立ちたい!

気持ちが溢れ出て、
夫だけでなく、両親にも意見を聞くための家族会議を開いたり。
(顔も性格も父似の私。仕事への取り組み方も父にそっくりなことまで気づきました(笑) そんな父からのアドバイスは本当にありがたく、今でも相談にのってもらうこともあります。)

お客様に満足に対応できてなくて…ぜひお願いしたい!

ビジネスをサポートするコンシェルジュ、
と思いついたものの、当時は検索しても、このような仕事は出てきませんでした。

それでも「やってみたい!」の気持ちが強く、
身近な起業家 = ベビーマッサージセラピストになる時に指導くださった先生に話してみたところ、「ぜひ私をサポートしてほしい!お問い合わせや予約のメールを満足に対応できないのがお客様に申し訳なく思っていて… お願いすることはできる?」と言っていただきました。

それが私のスタート。

基本はリモートで業務遂行をしながら、
定期的に対面ミーティングや、クライアントがメディア出演・取材を受ける際には立ち合いも行います。

ありがたいことに、
「秘書業務をしてくれる人がいるよ」
と、ご紹介をくださったりして
私のことだけでなく
“パーソナルアシスタント”を知っていただく機会が増えていきました。

弟子になりたいんです

ある時、「菜穂美さんの弟子になりたいんです」と声をいただきました。

私が日々発信するSNS投稿で、業務の内容やお仕事アイデアから興味を持ってくれたそうです。その彼女は、転勤族の妻。
正社員で勤めても、夫の転勤が決まれば辞め、そしてまた、転勤先で仕事を新たに探すのも一苦労。

その繰り返しの中で、パーソナルアシスタントのことを知ったそうです。

“起業家” というと、
表舞台で華やかに活躍してるイメージだったけれど、
裏方で支えるポジションで、
キャリアを活かしてステップアップできる。
リモートで働けることで仕事を継続的にできることも魅力の1つ。と。

SNSの広がりとともに起業家は増えている時期でしたし、
また、「働き方改革」「女性活躍」などの言葉も出てきていた時期。

それでも出産・子育てで会社を辞めざるを得ない人や、
介護や夫の転職などで、せっかく積んできたキャリアを捨てる選択をする方もいます。
その女性達に対して、自身の環境に合わせながらキャリアを活かせる働き方もあることを示していけたら..と、2014年に独立しパーソナルアシスタントとして活動を始めました。

ちなみに。
弟子になりたい、と声をくれた彼女は、
元々イギリスやドイツでの留学経験などもあり英語も堪能。
パーソナルアシスタントをスタートして早々に世界を行き来する男性経営者もクライアントにもち、国内外のビジネスパーソンとやりとりをしたり海外出張同行もしています。

これからのこと

おかげさまで今では、
国内・国外の起業家、中小企業の秘書業務を担当させていただいおります。

スケジュール調整や会議同席、講演や取材の立ち会い、イベント/セミナ運営や事務局、プランニング・進捗管理などが中心です。

また、2013年に開始したパーソナルアシスタント養成講座。

養成講座を開講しようと思った理由は2つ。

1つは、私自身のことですが、、
クライアントは単発ではなく、半年〜1年単位で契約くださることが多いです。

一人では対応できる仕事量のキャパシティがあります。
キャパオーバーで働くと、対応遅れやミスに繋がりクライアントに迷惑をかけてしまうので、新規のご相談をお断りをすることも度々あり心苦しく..。”同じ志を持つ仲間が欲しいな” と思ったのです。

そしてもう1つは、
前述の「弟子になりたい」と言ってくれた彼女のような人が
他にもいるのでは…と。

養成講座では、WordやExcel/各ツールの使い方などパソコン教室のようなものではありません。
もちろんPCスキルも大事なので課題を中心に取り組んでもらっていますが、
コミュニケーションや提案スキルを向上させ、受動的に作業をする人ではなく、「全体を俯瞰し能動的に動ける人」として、「仕事の生産性を高めクライアントをサポートする人」を目指してもらうべく、小林菜穂美式のセオリーとなっています。

1期で学んでくれた方も、
受講時はお子さんが未就学児&小学生でしたが、
お子様の成長とともに 働ける幅も広がり、9年経った今ではフル稼働。
自分の環境に合わせて調整できるのもフリーランスならでは、ですね。

育成したパーソナルアシスタント達とチーム体制でお引き受けすることも多くなりました。

私の理念は、
・ワークライフバランス
・少子化対策
・女性就業支援

産んだら仕事ができない、と出産を諦めている方々にとっても、
自分である程度仕事スタイルを選べるパーソナルアシスタントの仕事も選択肢の1つにしてもらえたら嬉しいです。

本来なら2020年3月、
海外在住のクライアントのサポートで
ヨーロッパへの出張も決まっていたのですが、
100年に一度のパンデミックの影響で、数週間前に中止になってしまったのは致し方ないとはいえ、やはり残念でしたね…

おかげさまで養成講座の修了生もバイリンガルや海外在住経験の方も多く、
グローバルに対応できるのもアシスティアの魅力と思っています。

これからも海外で活動していたり、
グローバル展開を視野にしている方々もサポートしてまいります。

プライベートのこと

横浜生まれ、横浜育ち、横浜在住 生粋のハマっ子です。
A型 / うお座

【好きなこと・もの・場所】
・美味しいもの
・テラス席のあるカフェやレストラン
・ミニマルスタイル
・見応えのある建築物
… 今訪れたいのは、パリのFONDATION LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン財団の美術館)
・ディズニー  (2017年には念願のウォルトディズニーワールドへ!)
・旅行(国内、海外問わず)
…いわゆる”観光地”より、その土地の方の生活を感じられる街や裏路地などが好き。
・サッカー観戦
…横浜F・マリノス サポーター (1999年〜現在)。
日産スタジアムでは、ゴール裏 2階席の上の方から観るスタイル。
お仕事の繋がりでF・マリノス社と関わらせていただいたことがあり、
その際に「小林さんは間違いなく、コアなファンですね」とお墨付き(?)もいただいたほど熱いです。笑

【苦手なこと】
・人混み、うるさいところ
・寒すぎるところ
・スカイダイビング
(高所は大丈夫なのですが、2016年に夫の家族と行ったハワイで挑戦したら酔ってしまいました…笑)

【それ以外】
*学生時代はサブリーダーやクラスの副委員など。この頃からリーダーをサポートする役回りが好きだったのかも知れません。
*幼少の頃から家族のお誕生日は大切にしていてサプライズするのが好き!必ず食事したり、今でもお誕生日にはプレゼントを渡しています。
*早寝早起きタイプ。
朝5時くらいに起床(夏は4時起きも!)、その代わり夜は20:30頃に就寝するときもあります。
*2020年秋からはほぼ毎日、起きたらまず朝ヨガ15分。体も伸びるので1日を心地よく過ごせます。

*ラッキーなことに、夫の実家が軽井沢駅から車で15分くらいのところ。
夏はサイクリングして森林リフレッシュがMy恒例。

【 最後に 】
エアーズロック登頂でみた景色、
「地球ってこんなに大きいんだ。
それに比べたら、私の悩みなんてちっぽけだ。」
人生観が変わリました。

一人で参加した3daysキャンピングツアーでしたが、
ツアーメンバー皆さんが友好的で楽しく、移動中のバス内も賑やか。
そういうのっていいですね!

 

大好きなサッカー。
各選手 それぞれのポジションがありつつも目標である”ゴール”に向かう姿。
これは、パーソナルアシスタントの業務にも通づると感じています。
クライアントが良い結果に繋がっていくよう
全体を俯瞰しながら、様々な方向からパスを出せる存在でありたいです。

Photo by フォトグラファー 高桑ちかさん

関わる皆さまが、次へのステップに進んでいくための右腕としてお役に立てたらこれ以上の喜びはありません。
そのためには、私自身も常に精進し歩んでまいりたいと思います。

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